91、愛の言葉と褒めるということ
日本人男性が女性にする愛の告白は、そう何度もありません。
人によっては生涯にたった一度だけ、自分の妻に「愛しているよ」と言ったに過ぎないとのこと。
これほど私たち日本人男性は女性に対して、愛の言葉を吐くのが苦手な人種であるようです。
これが海を渡ってアメリカなどであったら、エライ騒ぎとなってしまうこともあるようです。
毎朝、夫は仕事に出かけるとき、妻に向かってキスをするとともにジッと目を見つめながら、「愛しているよ」との言葉をささやくのだそうです。
これを習慣といってしまえばそれまでですが、日常的にこうした愛の言葉を口にしないと、妻は夫から愛されていないと思って離婚騒ぎにまで発展してしまうとのこと。
さて、女性に対する日米のこうした違いとその比較からすると、女性に対する男性の接し方は、どうやらアメリカ人男性の方がより勝っていると言えるのではないでしょうか。
これは日本人男性としては、ちょっと気を引き締めた方がよいかもしれません。
また、愛の言葉と同様に、こちらは男女ともに相手を褒めることも大切なことのようです。
子どもの教育の現場でも、叱るより褒めることの重要性を語っている通り、褒めてこその人の本当の実力が発揮されるものかもしれません。
ただし、その褒め方にも注意しないと逆効果になってしまう場合があります。
例えば、ある男性が部下の女性に対して、「君は、仕事はできるけど、家事はダメだね」と言った場合と、「君は、家事はダメだけれども、仕事はできるね」と、言った場合とでは、その言葉を受け取る女性の気持ちはまったく違ったものとなるのです。
つまり、前者の言葉では侮辱されたと感じ、後者の言葉では褒められたと感じるのです。
これは言葉の持つ魔力みたいなもので、まったく同じことを言っているのにもかかわらず、短所を先に述べ、長所を後から口にした方が好印象を与えることになるのです。
さらに、いくら褒め言葉を女性に向かって言うとしても、あまりに的外れでは、こちらも褒め言葉になりませんので注意が必要です。
例えば、誰が見ても美しくない女性に向かって、「君は美しい」と言ったとしても、「バカにしているか」と恨まれてしまうことにもなりかねませんから、賢明なる配慮というものを忘れてはいけません。
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