女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

86、娘にとっての母親とは – 子どもを想う親の心



 

 

 

人と人とはさまざまな絆で結ばれているものです。

そんな中でも深く強い絆は、なんといっても親子

ではないでしょうか。

 

とくに母親とその娘とはその最たるもの。

「親を見れば子供がわかり、子供を見れば親がわかる」

というのは、主として母親と娘のことが言ったのでは

ないかと思うほどです。

 

これは、子どもの行動や性格が親の影響を強く

受けるというもので、日本古来の考え方や価値観

を表しているとされます。

 

こうした視点は、子育てについての親の役割と責任

を強調するものであるとともに、親子の絆と親の

子どもに対する深い愛情を表現するものであります。

 

そんな例の一つに、鬼子母神の末娘隠しというの

があります。

 

他人の子どもを平気で食べてしまう鬼子母神

そんな鬼子母神に業を煮やしたお釈迦様は、

神通力を用いて500人もいた子どもの内の

末娘を一人隠してしまったのです。

 

そして、嘆き悲しむ鬼子母神に、子どもを

食われた親の気持ちが分かったか、とばかり

に教えさとし、改心させたという仏教のお話です。

 

もちろん、これは人の命の大切さを言った

ものですが、同時に、母親が娘を、娘が母を、

互いに求める絆の強さを言ったものとも取れます。

 

このような深い絆と愛情の中で育ってきた子ども

たち。

 

父母とその娘や息子。なかでも、母親とその娘と

の絆の深さは、男性にはちょっと理解できない程とか。

 

例え、嫁となり他家へと嫁いだとしても、その娘は

実家の父母の存在を自分の意識の中に、しっかりと

とどめているものです。

 

そうした嫁さんの心を理解し、嫁さんのご実家へ

の配慮を怠らないのも、実は家庭円満の秘訣なのです。

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