女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

113、女性たちが気にする男の顔 - 男は顔じゃない 

 

ちょっと不作法な話になりますが、昔、よく目にしたものに「立小便をするな!」の注意書きがありました。それが今日では、犬のお散歩の際の「糞を持ち返れ!」との言葉に変わっておりますが、立小便の方は、ボクの子どもの頃にはそんな注意書きがよくあったものです。

 

こんな立て看板をしなければならないほど、要するに、平気な顔をしてやる男性が多かったということで、だからそんな注意書きも必要だったわけです。では、今日、それが無くなったということは、つまり、立小便をするようなマナーの悪い男性が少なくなったか、あるいはいなくなったということなのです。

 

これは何を意味しているのでしょうか。つまり、それを気にする人がいるから、あえてそんな注意を促す看板が立てられたということで、立小便をする人がいなかったとすれば、そんなものも必要ないということです。

 

さて、よく耳にする女性たちの言葉に、「男は顔じゃない」というのがあります。でも、これってホントでしょうか。何気なさそうに、“顔じゃない”とあえて口に出すということそれ自体、立小便の例と同じで、やっぱり心の中では大いに気にしている証拠とも取れないでしょうか。

 

つまり、本当に気にしていないのであれば、「顔じゃない」という言葉それ自体が口に上ることもないのではということです。事実、多くの女性たちは男性の顔の良し悪しをよく見ているもので、それをもって男性の価値基準としているような女性だって一定数いるものです。

 

ところが、その一方で、ホントに気にしていない女性たちもいるものです。例えば、カップルの中には平気で、「あなたは顔が悪いのだから、他で磨きをかけなさい」などと言う女性もおります。よほど親しい間柄でないとこうした言葉は出ようがありません。

 

しかし、こうしたウラのない言葉のそのまたウラを見れば、“良くない顔であったとしてもやっぱり貴方が好き”ということで、つまりは、顔のことなど気にしないほど心からその男性を愛しているということなのでは。こうした女性に巡り会った男性は幸せというもので、やはりその男性の人徳というものなのでしょうか。

 

こうした事実をもう少し深堀すると、男性のイケメン度云々というよりは、その男性の人間それ自体の価値を見出しているとも言えないでしょうか。顔の良し悪しというよりは、例え見た目のあまり良くない男性であったとしても、その人の人格の深さや相手に対する思いやりなど一歩踏み込んだその男性自身の人間性に女性が惚れるということも十分にあるのです。

 

結局のところ、女性がその男性に好意を寄せるか否かは顔の良し悪しよりも、男性の人柄や考え方、また人間味といった要素が非常に大きいという場合だって十分にあるわけです。つまり、人の好みは人それぞれというわけですから、顔の良くない男性でも可能性は十分にあるということですね。

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