女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

99、接する距離と親密度について - 人と人との距離感

 

男性であれ女性であれ、人は誰でも一人では生きていけないものです。たくさんの人たちの中で生きてこそ、人は人らしく成長できるものですし、人として磨かれていくものでもあるのです。

 

つまり、人にとって他の人との接触は、自分という存在のためにはなくてはならない大切なものとも言えるのです。たくさんの人たちの中の自分。そうであるからこそ、人は人であり得るのです。

 

ただし、もちろんどんな人でも、自分が一番カワイイわけですから、そこには当然、自分を守るための他人との距離が出来ることになります。

 

そんな距離を、それ以上は他人を自分に近づけたくない領域との意味で、パーソナルスペースなどと呼ぶこともありますが、その遠近や広狭は相手との関係において大きくも小さくもなっていくわけです。

 

近づいてくる人が嫌な相手との認識があれば大きくなり遠いものとなるでしょうし、逆に好感を持つ相手であれば非常に小さなものとなるのです。

 

さて、ネットなどを見ていると、こうした人たちとの親密度を現す距離について、もっと具体的な数値をあげて説明しているものもあります。そこではアメリカの学者の説明を取り上げているのです。

 

それによると、夫婦や恋人、また非常に近しい間柄の人同士の距離は0~46センチ以内、友人や知人、親しい間柄の距離は46センチ~120センチ。

 

仕事上のつき合いやちょっとした知り合い同士であれば120センチ~370センチ、そして、まったく無関係な相手との距離は370センチ以上とのことです。

 

上の数値は、エドワード・T・ホールが提唱した「プロキシミクス」に基づいています。もちろん、これは一般的な傾向を示すものであり、個々人により文化により異なるものですので、それぞれに考慮する必要があります。

 

こうした数字をあくまでも参考にして、日頃の生活の場面などから、自分にはどれだけ親しい間柄の人がいるのかを振り返ってみるのも面白いかもしれません。

 

ところで、これによると45センチ以内という距離はよほど心を許した相手とのことで、逆から見れば、その距離に他人が近づいた場合、人は拒否する心が働くことが分かります。

 

しかし、またそのことは、それがどんなにステキで近寄り難い女性であったとしても、ここまで近づけたらとしたら、かなり親密となった証拠ともいえるということです。

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