女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

77、好きな女性からの好感度を増すには - 関心や好意を持たれるには

 

ザイオンス効果というのを聞かれたことがある

でしょうか。

 

アメリカの心理学者ロバート・ザイオン

により提唱された心理学的効果のことで、

一言でいうと、何度も接すると警戒心が薄れ、

関心や好意さえ持ちやすくなるという効果です。

 

この効果を最大限に利用したのが、テレビなど

で繰り返し流されるCMなどでしょう。

 

この効果は、男女の間でも同様に期待でき

るものです。

 

つまり、気になる女性がいたとすれば、

なるべく数多くその女性と顔を合わせるこ

とが大事だということです。

 

会う回数が増えれば増えるほど、

ザイオンス効果によって、女性から親しみを

持ってもらえるということです。

 

そして、単なる親しみから好意へと移り、

それがさらに発展すれば恋愛へと結びつく

可能性だってあるわけです。

 

ところが、人の心は、必ずしも一方だけに

片寄って発展していくとは限らないものです。

 

最初に出会った時、親しみを持ってもらえれ

ば幸いですが、実際のところ、その真逆だって

あり得るのです。

 

つまり、良い印象を与えることができなかった

とすれば、「会いたくない人」とのレッテルを

貼られてしまい、その果てにはハッキリと、

「あの人嫌い」なんてことにもなりかねないのです。

 

こうしたことから考えると、美男美女は得と

思われる方も多いのではないでしょうか。

 

一見したところ、それは確かに当てはまります。

美男美女は特に何もせずとも、相手から好印象

を持たれやすいのです。

 

しかし、こちらにも思わぬ落とし穴があります。

 

社会心理学の用語でハロー効果というものがあります。

これは認知バイアスの一種で、ある特定の目立つ特徴

に引きずられて、その他の評価がゆがめられてしまう

というものです。

 

これには、ポジティブとネガティブとの二つありますが、

簡単にいうと、美男美女はポジティブ・ハロー効果により

初対面から好意を持たれやすいというものです。

 

この効果により、最初は良い人、優れた人との評価

であったとしても、それが実力以上の評価だったら

どうでしょう。

 

肝心の中身が整っていなければ、顔を合わせるたびに

減点されていくことになります。

 

つまり、相手の期待に応えられないということになり、

最初は良い評価だっただけに、その格差に悩むこと

にもなりかねません。

 

そうしたことを避けるためには、たとえ良い評価で

あっても謙虚さを失わずに、その評価に伴うよう

自分自身を常に磨く努力が欠かせないのです。

 

こうした努力の繰り返しが、ザイオンス効果も

ハロー効果も有意義となり、好きな女性からの

好感度アップにもつながるのです。

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