97、女性が口にする“優しい男性”とは - 男女で異なる優しい基準
女性たちが言うところの理想の男性とは、やはり“優しい男性”とのこと。これは古今東西を問わず、女性たちが求める理想の男性像なのだそうです。
しかし、男性の優しさとは何かと考えた場合、これは一応ではないことに気づくのではないでしょうか。
例えば、女性が彼氏の車に乗る時に、その彼氏が女性の先にたち車のドアを開けてくれたとか、職場などで一緒にお昼ご飯を食べる際に、そっとお茶を持ってきてくれたとか。
そんな男性に対して、女性は「気の利く人」「優しい人」と思うものです。もっとも、これもやり過ぎはかえって逆効果となる場合もありますので注意が必要です。
さて、その一方で、ある事でいくら厳しく言われたとしても、後から考えて本当に自分のためを思って言ってくれたのだと気づいた時、やはり女性はその男性の優しさを知ることになるのでは。
こうした例から言えることは、ただ一緒にいて、女性の言うことを何でも「ハイハイ」と聞いてあげるのが優しさだと思うのは大きな間違いだということです。
そんな自分の意志を持たないような男性を、ホントに女性たちが求めているのかというと、これはかなり疑問です。
しかし、だからといって、そんな生真面目で女性に優しい男性がモテるかというと、必ずしもそうでもないのが現実というものです。
では、女性たちの言うこの「優しさ」とはいったいなんなのでしょうか。
けっして優しくもなく、どちらかといえば身勝手な男が女性にモテることがあります。
でも、「あんないい加減な男が」と思うのは男性目線というもので、例えそんな男性でも、女性たちからすればシッカリと「優しい」となる場合だってあるのです。
つまり、女性たちの言う「優しさ」と、男性から見た「優しさ」とでは、同じ「優しさ」とはいうものの、その意味するところが実はまったく異なる場合がけっこうあるということです。
その男性がいかに真面目で優しかったとしても、ただそれだけでは、女性からみて必ずしも「優しい男性」とはならず、自分目線で優しさを演出したとしても女性には通用しないのです。
女性たちが口にする「優しさ」という言葉には、いつも「楽しませてくれる人」「面白い話をしてくれる」、また、「いざというときに頼りになる」、
さらには、「自分とフィーリングが合う」など、なにかその女性の心に響くものを指して、「優しい男性」となることを知らねばなりません。