93、敬遠すべき気分屋な人 - 避けるべき人とは
女性であろうが男性であろうが、誰がどんな相手を選ぶかは自由です。
したがって、時としてお目にかかる“月とスッポンのカップル”を指して、「何でこんないい女性がこんな男とくっ付いているのか」とか、逆に「いい男なのに、くっ付いている女性はなんだ」とかいう批判は、まったく的外れと言って良いのです。
それこそ、“蓼食う虫も好きずき”であり、当人同士の勝手というもので、周囲がとやかく言う筋合いのものではありません。
それはそうなのですが、ただ一つ、これだけは言えそうだというものに、気分屋の男性あるいは女性だけは、やはり敬遠すべきと思っているのです。
結論から先に言って、間違いなくそういう異性をパートナーにすると苦労することになるからです。
一口に苦労といっても二通りあります。
しなくてはいけない苦労としなくともよい苦労です。
この手の気分屋を相手にすることになる人は、必ず、しなくともよい苦労を強いられることになってしまいます。
その日の自分の気分に応じて、ニコニコとしているかと思えば急に不機嫌となり、また、他人を褒め称えていたかと思えば、機嫌次第によって怒り出す。
そんな感情の起伏が激しすぎる人はホトホト参って疲れ切ってしまうのです。
そんなお相手と、たまに会う程度ならまだガマンのしようがありますが、これが結婚となり、毎日顔を合わせる生活を繰り返すとなったらたまったものではありません。
まだ若い時、先輩から、つき合っている内は両目を開けてしっかりと見ろ、しかし、結婚したら片目は瞑れと言われたことがあります。
いざ結婚となったら、お互いの将来を思えば、やはりしっかりと両目を開けて相手を見ることが、非常に大事だと今更ながら思うのです。