４８、恋愛のパターンを繰り返す人たち - 繰り返される恋愛のパターン
人には、それぞれ恋愛のパターンがあると言われます。
とくに女性にはそうした傾向が強く、初めて覚えた性的興奮や歓喜、
感動などが大きく影響し、
彼女独特の恋愛のパターンを形作ると考えられるのです。
そして、いったん出来上がった恋愛のパターンを、
その後も何度も繰り返していくのが女性というもの。
インプリンティングという言葉を提唱した動物学者のローレンツ。
彼によると、生まれたばかりの鳥のヒナは、
初めて目にした動くものを自分の親だと思い込み、
生涯にわたり愛着を示し追従していくとのこと。
「刷り込み」または「刻印づけ」とも呼んでおります。
そして、人間にもこれと同じような現象が見られるのが
興味深いところです。
恋の傾向として、
いつも同じようなタイプの男性を好きになってしまうというケース。
こうした傾向性が繰り返される女性たちの恋愛のパターンというもの。
こうした背景には、その女性の過去に、
初恋や性的な刺激と関連する出来事が、
彼女の脳裏に深く印象づけられ、
その後の恋愛に深く影響を及ぼすことになるのです。
もちろん恋愛の傾向性は、彼女の置かれた環境、
対人関係などさまざまな関連する出来事が、
彼女の脳裏に深く印象づけられ形づけられるもの。
しかしその一方で、
たとえば、子どもの頃の淡い初恋相手や性的な刺激
をはじめて感じた男性。
そうしたことが女性の記憶に、
より強くより深く刷り込まれて、
つまり「インプリンティング」されて、
傾向性となり大人になってからも、
似たような男性に恋心を抱いてしまうということです。
そのため、もし口説きたいような女性がいるのであれば、
彼女の脳裏に刷り込まれたインプリンティングに着目することで
、成功の確率は非常に高くなるわけです。
ただし、こうした情報を得ることは、
ほとんど不可能に近いかもしれません。
というのも、肝心の女性本人にしても、
自分にそうしたインプリテシングがあることを
意識していないことがほとんどだからです。
そうなると、男性としては、
そうした女性と巡り合うまで
恋の遍歴を繰り返すしかなさそうです。
彼女の恋愛パターンに自分がマッチしないだけだと
サラリとあきらめて、
つぎの恋を目指して頑張る以外になさそうです。
