女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

19、女性にストップをかける“恥じというブレーキ” 心にブレーキをかける

お酒の席などで、男性の口からよく出るワイ談。そして、ゲラゲラと笑う男性。

そんなワイ談に明らかな嫌悪感を示すのが女性というもの。その様子は、男女の性的な交わり、すなわちセックスについて、あたかもそれが不浄なものであるかのごとく、眉をしかめて、“いい加減にしてよ”とでも言いたげです。

 

さて、ではそんな女性が、セックスが嫌いなのかというと、必ずしもそうと限ったものでもありません。

結論から先にいうと、ご自分の心にブレーキをかけているだけ。そのことは、むしろ逆に、人一倍セックスに対して、興味と関心がある証拠とも取れるのです。

というのも、意識するしないにかかわらず、本能として求める性的欲望。それはひた隠しに隠しておきたい。そのため、あたかも毛嫌いしているような振る舞いをして誤魔化し、心にブレーキをかけているだけ。そんなふうにも取れるのです。

 

もちろん、女性によってその強弱に差こそあれ、これがフランスのルソーの言う、“女性の恥というブレーキ”というもの。

さらに、ルソーは続いてこんな言葉を残しております。すなわち、

「女性にとっていちばん強いブレーキとなるものが失われたとすれば、彼女たちを押しとどめるなにが残ることになるのか」

とのこと。

もし恥じという、心にブレーキをかけることを失ってしまったら。その途端に、女性は情念のみに左右されてしまうことになり、その先に待っているのは無秩序と混乱のみとなってしまうと言うのです。

 

その結果、その女性に残されたものは、他者からの侮蔑と、後悔のみなんてことに。

女性はご自分の“恥じ”を大切にし、いつも心にブレーキをかけるべき。また男性は、そんな心にブレーキをかける女性を大事するべきです。

そうであればこそ、男女とも、幸福な人生に一歩近づくことになるからです。

 

女性特有といってもよい、心のブレーキというのも。それはあたかも女性にとっての聖域。たとえお酒の席とはいっても、たとえ周囲の女性たちがケラケラと機嫌よく笑っているように見えても、内心は違います。

お互いに心も体も許した相手ならばいざ知らず。そうでもなければ、男性の側の心のブレーキとして、無暗に立ち入るべき話題ではないことを知るべきです

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