女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

51、評価されてこそ女性は輝きを増す - 評価されて輝く女性



男性は意中の女性から評価されていると嬉しいもの。

 

やる気、モチベもグンとアップ。

一方、女性は男性から評価されていると、その輝きを増すといわれます。

所詮この世は男と女の関係ですね。

 

フランスのルソーはこんなことを言っています。

「男はその欲望によって女性に依存している。

女性はその欲望とその必要によって男に依存している」とのこと。

 

男性にせよ女性にせよ、

ともあれ異性に依存しなければならないところはまったく同じ。

 

しかしながら、その必要という面から見ると、

ちょっと様子が違ってくると言うのです。

 

すなわちルソー曰く、

「わたしたちは女性なしでも生きていけるかもしれないが、

女性がわたしたちなしで生きていくのはもっとむずかしい」

とのことなのです。

 

 

つまり、必要という面からすると、より一層、

女性は男性に依存する傾向にあるというのが、

ルソーの見解でした。

 

 

今日、必ずしもそうとは言い切れないところもあります。

しかし、傾向としてはルソーの見解も一理あり

というところではないでしょうか。

 

 

そのため女性は、それだけの価値ある女性として男性

から評価されていることが大事で、そうでなければ女性は

自ら必要とする男性を得ることが難しいとも言えそうです。

 

さて、これだけみるとちょっと、

女性が不利な立場に立たされているとも取れます。

 

しかし、男女の間の表層的な部分を取り除いて、

よりその本質的な部分をよく見ていくと、

その真実というものが分かると思います。

 

 

つまり、男性であれ女性であれ、

異性の存在は欠かすことの出来ないもので、

その人格や人間性が磨かれるというのは、

男女の相互作用といっても過言ではありません。

 

女性が女性として、より一層、価値ある存在として輝くためには、

男性からの評価が大きな糧となる場合があるのは確か。

 

テレビドラマでもない限り、

立派な男性が評判の良くない女性とカップルになる

ことなどありません。

 

また、素行の良くない女性を、普通の男性が恋心を抱くというのも、

フィクションの世界ならいざ知らず、現実的ではありません。

 

しかし、その逆があるのも事実です。

 

自立した女性は、男性を必要とは思わないかもしれませんし、

それでも立派にご自身の幸福を掴んでおられる方も多いことでしょう。

 

男性が女性を必要とし、女性も男性を必要とする。

 

その相互に求める関係の良さによってこそ、お互いに磨かれ、

より一層幸福に近づくものと思われるのです。

 

参照文献

ルソー エミールより

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