３８、「男らしい魅力」に惚れる女性たちとはー男らしい魅力とは何か
時として、「優しさ」は「弱さ」と誤解されます。
同じように、「男らしさ」というのも、
単なる男性の「威張り」と誤解されやすいもの。
しかし、いみじくも人間という生き物の性格は、
そんなにカンタンなものではありません。
そんな単純に割り切れるものでもありません。
「優しさ」といったところで必ずしも「弱さ」ではありませんし、
「男らしい」といったところで、
女性の前で威張って見せることでもありません。
基本的に、男性は「女性らしい」女性を求め、
逆に女性は「男らしい魅力」を男性を求めもの。
それは自然の摂理といったところです。
ただし、男性が「男らしさ」と「優しさ」
とを立て分けて見るのに対して、
女性はどうやらそうでもないようです。
すなわち、女性は「男らしい魅力」の中に、
男性の「優しさ」を見て取る生き物なのです。
さて、ではそんな「男らしい魅力」とは何でしょうか。
イタリアの文豪アシスは、こんな言葉を残しております。
なわち、「薔薇には棘があるからと泣く人間もいれば、
棘には薔薇が咲くと微笑む人間もいる」とのこと。
また、同じくイタリアの詩人であるカルロス・ドルモンは、
「人生の途上で、あなたがどの地点で足を止めたか。
それは、たいしたことではない。どの時に疲れ果てたか。
それも関係ない。大事なことは、そして不可欠なことは、
何か。それはいつも再びやり直すことである」、
との励ましの言葉を放っております。
どんな困難に直面しても、そこでニコリと笑って活路を見出す勇気。
けっしてへこたれずに、今、ここから、再び立ち上がり、
朗らかに前へと進むたくましさ。
そんな男性の姿そのものが、女性から見た「男らしい魅力」
というものであり、同時にその強き精神の中にこそ、
「優しさ」を見て取るのが女性なのだということです。
そういう男性であるならば、
女性の方から嫁にしてくれと寄ってくることでしょう。
