女心の解説ラボ

女性たちの心理気持ち、表情に隠れた裏側は・・

10、女性の心をつかむ男の力 男の魅力とは

意中の女性の心をつかむには、なにが大切でしょうか。結論から先にいって、要するに女性から見てオトコ足り得る魅力というものなのでは。

では、その女性の心をつかむ魅力とは・・。

男という文字は、田んぼに力と書きます。すなわち、田んぼに力を尽くしてこそ、男は男たり得るのです。その肝心の力を失ってしまえば田のみが残り、もはや男ではなくなってしまいます。

そして、男が男でなくなってしまえば、女性の心をつかむどころか、そんな男に女性はなんの魅力も感じないのです。そのため、男には力がなければなりません。

 

さて、ルイス・キャロルの童話、“鏡の国のアリス”には、こんな件があります。それは、

「よいかな、・・・同じ場所にいるためには、力の限り走らねばならぬのじゃ。どこかほかの所へ行きたければ、少なくともその二倍の早さで走らなければならぬのじゃぞ!」

というもの。

つまり、人というのは、ただ何もせずジッとしていたのでは、どんどん後退していくだけだというのです。

同じ場所にいたいと願うのであれば、力の限り日々の努力を繰り返して自身を磨けということ。そして、もしそれ以上に、他の場所へと行きたいと願うのであれば、より魅力に富んだ自分を望むのであれば、それこそ必死になって努力し自分自身を磨きぬけということでした。

実は、この件は、ゴールド・スミスという人が、その著書である「進化から見たヒトの行動」の中で引用しているところで、人の進化というものは、まさしくこの通りなのだとのこと。

 

男というのは、あるいは女性でも同じかもしれませんが、常に前へ前へと進むしかない、自身を高める努力を強いられている生き物なのです。何があっても、何がなくとも前へと進む。辛くても、悲しくても、泣きながらでも、前へと進んで行かねばならないのです。

そのための気力、体力、精神力があってこそ男の魅力というもの。そして、そうした男の姿に、女性心はグッと惹かれていくとのことです。もう一つ、ゲーテの“若きウェルテルの悩”みの中の一節を紹介したいと思います。

それは、

「弱いなりにぼくらが全力を出し、苦労してひたすら前に進んで行きさえすれば、よくあることだが、たとえ歩みは遅く、まわり道をかさねていても、帆をあげ櫂をあやつっている他の者より、いつのまにか先になっている」

とのこと。

日々を頑張るからこそ、希望が湧き、そんな希望があるからこそ自分が輝き、そんな男の輝きにこそ、女性の心をつかむ秘密があるのです。

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